実は、Reborn space[I・ma] がリボーンしちゃった日の夜、夢にも思わないことが。
私、7年ぶりに保健師としてリボーンする流れとなりました。
在宅ワークだし「いいですよ~。」と軽く引き受けたものの、いざ目にするシステムやアプリ、対象者のリアルな情報、そして続々と来る依頼、めちゃくちゃ久しぶりな「ちゃんとした社会的なやり取り」と左脳的な解釈のオンパレード。
こんなにメールの文章に気を遣うのか~、とか思いながら、そんな気持ちも最初の3日くらいで終わってしまったのだけど、その時は、一気に色んな時代に受けたものが押し寄せてきて、一瞬めまいがしました。
そして、私が当時、何のために看護師から保健師になったのか、そして、そこでどんな仕事をしたかったのか。
そう言った過去の(ある地点の)私の想いが成就した感覚や、目に見えない心やスピリチュアルな世界VS現実社会という、一見別々に感じられていた世界の、どっちにも共通する、そんなことに触れた出来事がありました。
今回は前書きとして、私が看護師から保健師に転職しようと思ったきっかけについてお話します。
まじで、Aさんがいなかったら、今の私がここにいなかったし、出会えて良かったです。
本当にありがとうございました!!!
ナースちはるのお話、幕開け~~~
それは、私が看護師として病棟勤務をしていた3年目の時。
ある40代女性の糖尿病患者さん(以下、Aさん)に関わったことがきっかけでした。
(※ご本人の特定がされないように、若干の修正をしています。)
血糖コントロールと糖尿病教育(糖尿病に関する知識や食事療法・運動療法を退院後も続けられるように。生活習慣病のため、日常生活の自己管理が大事、と言う理由。)目的で入院されている、一見「問題のない、手のかからない患者さん」に見えていた方でした。
話も素直に聞いてくれる人、医療従事者の前で素直な人の印象。
Aさんは10年間外来に通院していて、その間に何度も今回と同じ内容の入院をして、食事・運動・合併症の危険性についても習っている。
何度も同じような話を聞いていたから、Aさんもわかってはいたんでしょうね。
どういう病気で、どういう状態になると危なくて、そのために何をしたらいいのかも、十分に説明を受けていらっしゃったと思います。
ただ、血糖値がなかなかコントロールできず、合併症を併発するようになり、その症状にもAさんは気付いているのに、何も変われない、変わろうともできない。
そんな感じで、私はAさんの、どこか何かをスルーしてる、そんなところが気になっていました。
私も最初の内は「普通の看護師」として、伝えるルーティン、確認するルーティンなど、他にもたくさんの受け持ち患者さんがいる中での関わりでしたが、なんだかな~と。
それから、病棟のスタッフにAさんと面談形式でお話をしたいということを伝え、Aさんには、私は「看護師」ではあるけれど、一人の人間として、Aさんという「患者さん」ではなくて一人の人間に対してお話をしたいということも伝えました。
その時私は、こんなこといっちゃって大丈夫だったかな~、Aさん圧迫感受けてないかな~、けど、もうこれしかAさんに関わる道がない!!これまでと同じことしてても、スルーで終わりだ(←入院の意味なし)、っていう気持ちでしたね。
また、私の母親もAさんと同じ病気で、子どもの立場から母親に対して思うことは「例え病気であっても、最後まで元気で居て欲しいし、他に変わりのない存在。」など、こちらの思いも伝えながら、Aさんの色々な思いを伺いました。
ある会話の中で、私が「Aさんの生きがいって何ですか?」と聞いたときに、「ん~。子どもかな。」と答えが返ってきました。
そこから、水が流れるように、あまり喋ることのなかったAさんの中から言葉が出てきました。
・妊娠中に病気がわかった時のショックな気持ち。
・夫の家族からは「だらしがない性格だから病気になったんだ」と揶揄されたこと。
・子どもが障害を持って生まれたこと。
・そんな我が子に「俺はそんな子ども受け入れられないから。」と冷たく言われたこと。
・それ以降、家庭内は冷めきっており、だから夫には食事指導を一緒に受けてもらいたくない気持ちがあったこと。(通常なら家族の協力を得るために一緒に受けてもらう方針)
・こんなことを医師や看護師に話したところでどうにもならないという諦めがあり、これまで一切語らなかったこと。
・自分には未来も希望もなく、このままでもいいと諦めていた事。
そんなことが、怒涛の如く溢れました。
えええええ!Aさんが自分の言葉で自分のことをめっちゃ喋っているーーーーーーー!!!という驚きと共に、(これまでこんなAさん見たことなかったから)
そうだったんだ!全然知らなかったし、それは辛かっただろうな。
言えないことも、それらの状況も。と、Aさんを取り巻く状況が見えてきました。
そんな中で、Aさんは「うん、やっぱり私、子どもの成長を見たいし、これ以上悪くしたくない!」と、10年間で初めて自分で今の状況から抜け出したい気持ちが出てきました。(Aさんは目の合併症が進行し、視力が徐々に落ちている最中でした。)
お子さんも糖尿病になりやすい体質と言われているようで、お子さんの好きなメニューを低カロリーでできるように栄養士さんに聞いたり、それ以降、表情も明るくなり、積極的に自分がこれからできることを始められるようになりました。
このようなAさんとの関わりがあり、私は、本音で、一対一で、役割を外して、I message(自分を主語として気持ちを伝えること)を語ることにより、扉が開き、誰かの本音に接続できること。
それが大きな力となって、人生の方向や見える世界が変わって、行動も全く変わることを目の当たりにしました。
そして、病院とは違う場所で、病気になる前の生活の中で出来ることを伝えていきたい、それがより多くの人の「健康作り」に繋がるのではないかと考え、当時保健師になる気持ちがうっすら芽生えました。
イコール、マイペースでやりたかったということなんだけど。
次回!!そんな保健師への気持ちが芽生えてからの!!話。
(この関わりは、後日、論文としてまとめることになり、病院内研究発表、日本看護学会という学術集会の講演で発表する機会を貰いました。←発表時期は、絶賛「鬱病」で職場は病休中というw 当時は真面目に精神科からもらった抗うつ剤を飲んでいて、副作用の下血真っ只中でした。
私よりも、何年も先輩の看護師さんたちから、「感動した」とか「普段は救命救急にいて、こんな風に関わるゆとりがないけれど、少ない時間の中でもこう在りたい」とか「うちの旦那も糖尿なんだけど、こんな風に見てあげれていなかった」など、思っても見ない言葉やお手紙を貰いました。←大体、厳しいツッコミをバシバシ入れられるだろうと思ってビビって構えてたから、壇上で拍子抜けした。
ただ、私は「ルーティンとしての医療」や「医療従事者ー患者」という中に潜んでいる、目に見えない関係性を外した時に、一人の人間同士の関わりが、本音を吐き出すきっかけとなり、それだけでAさんは、溜め込んでいた思いを吐くことができ、生きがいに気付き、希望を見出し、自分の人生を自分で生きることに繋がったんだと思います。
そして、役割も立場もあって助かる面と、それらを超えたところで繋がる面と、それぞれいいところあるけどね。)
◆イベント告知◆
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【焼き芋を食べながら宇宙的感覚に浸る宇宙語アート会】
日時 12/18(金)、19(土) 11:30~16:00(雨天時、室内)
場所 Reborn space[I・ma]
埼玉県飯能市落合(詳細はお申込後にご連絡致します。)
料金 3000円(ランチ付き)
持ち物 飲み物
定員 5名様
お申し込みは下記のLINEオフィシャルアカウントに直接メッセージをお願い致します。
〆切は12/16(水)まで
Key word: 焼き芋、焚き火、炭火焼、感覚系、アートヒーリング、ヒーリングスペース、ヒーリングアート、宇宙、五感、第6感、インスピレーション、お絵描き、ただ食べる、のんびり過ごす、ニワトリ、鳥、畑、土、グラウンディング、アーシング、表現、一人参加、外でまったり
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