2020年、明けましておめでとうございます!
今年もよろしくお願い致します。
皆さんは、どんな年末年始を過ごされましたか?
私はと言うと、クリスマス翌日から1羽のヒヨコの体調が悪くなり、普段であれば自宅で見守りながら看病をするのですが、今回ばかりは明らかに様子がおかしかったので、動物病院という所に初めて行きました。
そこで獣医師から「もって今日か明日ですね。治療をするにしても、それで良くなるとも言えません…」と言われました。
だったら、もう苦しい思いをさせてまで治療を受けさせるくらいなら、お家で最期を看取ろう。
そう思って、思いつく限りのことをして、してやれることをやり、そこから年を越して、今日も命を繋いで生きています。
てのひらに乗っかる、約60gの小さな命が、精一杯「生きる!!」という目をしながら、肩で息をしている姿をみて、ここで私が諦めたら…この子は生きることしか考えてないんじゃないか、と。
そう思ってから、本当に無我無心で、自分でもびっくりするほどに動いていることにハッとします。
親っていうのは、きっとこの目に見えない子どもに注ぐ愛の力で、無条件に動いているんだなと、子どもを産んだことも育てたこともないけれど、そう感じることが何度もありました。
毎朝、段ボールの中を覗くのに、「息してなかったらどうしよう」と緊張があります。
日齢の近い、他の元気なヒヨコを触った後、病気のヒヨコに触れると、明らかに命の火の大きさが違うなと感じることがあります。
それでも、その小さい火に、小さな薪を少しずつくべるように、飲み込めるものを与えています。
本当に、私たちが元気で今生きていることっていうのは、奇跡なんだなと思います。
そして、元気で生きていることって、本当にそれだけで十分すごいことだな、と思います。
思いがけずに命を無くしていく鶏やヒヨコを見ながら、生きている限り、死は必ずやってくるものなんだということを突き付けられます。
最後の最後まで、「生き抜く」ということを今回、ヒヨコの必死に生きようとする姿から、改めて教えられました。
(※ここまで書き終えたところで、ヒヨコは息を引き取りました。桜の木の下に埋めてきました。)
動物病院に連れて行ったとき、瀕死の状態から、それからも毎日いつ亡くなってもおかしくないくらいの状態で、それでも数日間生きれたのは、
きっとヒヨコの生きる意欲と、私たちの「生きているうちは生きるんだ!」という必死の看病が相互に作用した結果だったんじゃないかと思います。
もし、ヒヨコがそこで生きることを諦めていたら、私たちも何もせずに死を待つ、という気持ちだったと思います。
誰かと誰かが出会うこと、気持ちと気持ちが出会うことで、予期しなかったこと、新たな展開が起こるんだなと感じました。
2020年も、また誰かと出会い、いろんな気持ちと出会い、予期しなかったことや新たな展開を起こしていこうと思います。
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飯能にサロンも移転して、個人セッションの内容もサロンにとどまらずバージョンアップしています!
今後、新たに飯能サロンの写真を撮ってもらったり、サロンの展開を考えたり、ホームページの内容なども変更して行く予定です。
何かと、色々変化して行きますので2020年も性と魂のサロンてのひらをよろしくお願い致します。
身体・心・精神・魂・性
丸ごと一つの「私」に還る場所
性と魂のサロン てのひら
山本千晴
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